2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
パンの間にチーズやハムや野菜をはさんでつくったあのサンドイッチ。ピクニックのべんとうや、軽食スナックでもおなじみです。 一八世紀、イギリスはケント州にいたサンドイッチ伯爵は、ギャンブルが三度の食事より好き。トランプを手にすると、一晩中でもテ…
「女心と秋の空」というと、現代女性に「いえ男心と秋の空よ」と反発をくいそうですが、いずれにせよ、朝のうちは澄み渡るような秋晴れだったのに、数時間もたたないうちにどんよりとした曇り空に変わってしまう秋の空は、男女の心情の移り変わりによくたと…
太陽は地球からはるか1億5000万キロメートルのかなたにあります。これこそ天文学的な数字で、どれくらいの距離なのか、見当もつきません。 たとえば、この距離を特急で走ると、二〇〇年もかかり、一秒間に地球を七まわり半もする速い光でさえも、太陽にとど…
乗り物には、いろいろなハンドルがあります。自転車、ヘリコプター、飛行機、電車、すべて違います。 現在、自動車のハンドルはすべて丸くなっています。たとえ、子ども用の足でこぐ自動車であっても丸ハンドルです。 これはいったい、どういう理由からなの…
空を自由に飛びたい、という人間の夢は最初、鳥のように羽をつけてハタハタ動かすことからはじまりました。 しかし、飛行機が浮き上がる理山は、翼を動かすことではなく、むしろ、翼の形そのものにあるのです。 模型飛行機をつくったことのある人ならばどな…
もちろん「サンマは目黒にかざる」といった殿様は、落語の世界の住人ですが、現実の殿様も、こと食生活に関しては、落語の殿様と変わりがなかったようです。 徳川家の台所、江戸城の大奥では食事要員だけでも一五〇人ら、将軍の食事にも、相当な出費がかさん…
端午の節句 レしいうのは、七日)、重陽(九月九~)の祝いの」つです。 もともとは、旧暦の最初自~の日、つまり端午の~を祝ったものだったのですが、いつのころからか三月五目を祝うようになり、そ’ニビ「端五」と書いたりもしまよ。 二月二目のに已は’『…
「それでは新郎新婦にウェディングケーキにナイフを入れていただきます」 結婚披露宴ではおなじみの光景です。 このウェディングケーキ、最初に登場したのはローマの時代といわれています。 そのころ裕福な家で結婚式をあげるときは、特製のケーキが出されま…
普通、畳の大きさは、幅三尺(九〇・九センチ)、長さ六尺二八一・八センチ)で、「三尺六尺」といえば畳のことをいい、人間がI人横になれるという大きさが基準になっています。 ところで、畳にコ只間」と「田舎間(江戸間)」かおるのはご存じのとおりです…
世界最大のタンカー日精丸は四八万四〇〇〇トンというように、船の大きさは「トン」で表すのが普通です。 これを〇〇〇キログラムを」トンとする、重量単位の「トン」と混同している人がいますが、これは船の容積を表したもので、別の単位です。 さて、この…
産油国からの帰りには原油を満載しているタンカーも、行くときにはタンクの中はカラッポです。 でも、タンカーは普通の船とは違い、できるだけたくさんの原油を積めるようにできていますから、原油が入っていない状態では、巨大なカラのタンクが浮かんでいる…
カニやエビは、ほかの缶語類と違って、必ず、中の身が半透明な自い紙でくるまれています。 それは、力二缶が高価なものだから、ほかの缶詰よりもていねいに扱ったためではもちろんなく、また、身がくずれやすいので、それを防ぐためにというわけでもありませ…