カジノでなぜ胴元がダイスを振らない

ラップというダイスゲームがあります。

 

これはシュータと呼ばれる客の一人が二個のダイスを振って勝ちの目を出すというものです。シューターが勝つには、七か一一の目を出さなければなりません。

 

また、二、三、コ  を出すと負け、それ以外は引き分けでやり直しとなります。二個のダイスで七を出す確率は三六分の六、一一が出る確立は三六分の二で、第一役で勝つ確率は三六分の八になします。

 

一方、亘ける玉子言ビニ六分の四です。しかし、引き分けた場合、シューターが勝つには四、五、六、八、九、一〇のどれかの口を出さねばなりません。結局、一役目と二役目を合わせると、勝つ確率は〇・四九二九三となり、カジノ側の有利は動きません。